Ⅰヨハネ5:1-13

Ⅰヨハネ

第5章

5:1すべてイエスのキリストであることを信じる者は、神から生れた者である。すべて生んで下さったかたを愛する者は、そのかたから生れた者をも愛するのである。5:2神を愛してその戒めを行えば、それによってわたしたちは、神の子たちを愛していることを知るのである。5:3神を愛するとは、すなわち、その戒めを守ることである。そして、その戒めはむずかしいものではない。5:4なぜなら、すべて神から生れた者は、世に勝つからである。そして、わたしたちの信仰こそ、世に勝たしめた勝利の力である。5:5世に勝つ者はだれか。イエスを神の子と信じる者ではないか。5:6このイエス・キリストは、水と血とをとおってこられたかたである。水によるだけではなく、水と血とによってこられたのである。そのあかしをするものは、御霊である。御霊は真理だからである。5:7あかしをするものが、三つある。5:8御霊と水と血とである。そして、この三つのものは一致する。5:9わたしたちは人間のあかしを受けいれるが、しかし、神のあかしはさらにまさっている。神のあかしというのは、すなわち、御子について立てられたあかしである。5:10神の子を信じる者は、自分のうちにこのあかしを持っている。神を信じない者は、神を偽り者とする。神が御子についてあかしせられたそのあかしを、信じていないからである。5:11そのあかしとは、神が永遠のいのちをわたしたちに賜わり、かつ、そのいのちが御子のうちにあるということである。5:12御子を持つ者はいのちを持ち、神の御子を持たない者はいのちを持っていない。
5:13これらのことをあなたがたに書きおくったのは、神の子の御名を信じるあなたがたに、永遠のいのちを持っていることを、悟らせるためである。


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