ヤコブ2:14-20

ヤコブ

第2章

2:14わたしの兄弟たちよ。ある人が自分には信仰があると称していても、もし行いがなかったら、なんの役に立つか。その信仰は彼を救うことができるか。2:15ある兄弟または姉妹が裸でいて、その日の食物にもこと欠いている場合、2:16あなたがたのうち、だれかが、「安らかに行きなさい。暖まって、食べ飽きなさい」と言うだけで、そのからだに必要なものを何ひとつ与えなかったとしたら、なんの役に立つか。2:17信仰も、それと同様に、行いを伴わなければ、それだけでは死んだものである。2:18しかし、「ある人には信仰があり、またほかの人には行いがある」と言う者があろう。それなら、行いのないあなたの信仰なるものを見せてほしい。そうしたら、わたしの行いによって信仰を見せてあげよう。2:19あなたは、神はただひとりであると信じているのか。それは結構である。悪霊どもでさえ、信じておののいている。2:20ああ、愚かな人よ。行いを伴わない信仰のむなしいことを知りたいのか。


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