29:1ヨブはまた言葉をついで言った、
29:2「ああ過ぎた年月のようであったらよいのだが、
神がわたしを守ってくださった日のようで
あったらよいのだが。
29:3あの時には、彼のともしびがわたしの頭の上に輝き、
彼の光によってわたしは暗やみを歩んだ。
29:4わたしの盛んな時のようであったならよいのだが。
あの時には、神の親しみが
わたしの天幕の上にあった。
29:5あの時には、全能者がなおわたしと共にいまし、
わたしの子供たちもわたしの周囲にいた。
29:6あの時、わたしの足跡は乳で洗われ、
岩もわたしのために油の流れを注ぎだした。