使徒4:1-13

使徒

第4章

4:1彼らが人々にこのように語っているあいだに、祭司たち、宮守がしら、サドカイ人たちが近寄ってきて、4:2彼らが人々に教を説き、イエス自身に起った死人の復活を宣伝しているのに気をいら立て、4:3彼らに手をかけて捕え、はや日が暮れていたので、翌朝まで留置しておいた。4:4しかし、彼らの話を聞いた多くの人たちは信じた。そして、その男の数が五千人ほどになった。
4:5明くる日、役人、長老、律法学者たちが、エルサレムに召集された。4:6大祭司アンナスをはじめ、カヤパ、ヨハネ、アレキサンデル、そのほか大祭司の一族もみな集まった。4:7そして、そのまん中に使徒たちを立たせて尋問した、「あなたがたは、いったい、なんの権威、また、だれの名によって、このことをしたのか」。4:8その時、ペテロが聖霊に満たされて言った、「民の役人たち、ならびに長老たちよ、4:9わたしたちが、きょう、取調べを受けているのは、病人に対してした良いわざについてであり、この人がどうしていやされたかについてであるなら、4:10あなたがたご一同も、またイスラエルの人々全体も、知っていてもらいたい。この人が元気になってみんなの前に立っているのは、ひとえに、あなたがたが十字架につけて殺したのを、神が死人の中からよみがえらせたナザレ人イエス・キリストの御名によるのである。4:11このイエスこそは『あなたがた家造りらに捨てられたが、隅のかしら石となった石』なのである。4:12この人による以外に救はない。わたしたちを救いうる名は、これを別にしては、天下のだれにも与えられていないからである」。
4:13人々はペテロとヨハネとの大胆な話しぶりを見、また同時に、ふたりが無学な、ただの人たちであることを知って、不思議に思った。そして彼らがイエスと共にいた者であることを認め、


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