哀歌3:13-26

哀歌

第3章

3:13彼はその箙の矢を
わたしの心臓に打ち込まれた。
3:14わたしはすべての民の物笑いとなり、
ひねもす彼らの歌となった。
3:15彼はわたしを苦い物で飽かせ、
にがよもぎをわたしに飲ませられた。
3:16彼は小石をもって、わたしの歯を砕き、
灰の中にわたしをころがされた。
3:17わが魂は平和を失い、
わたしは幸福を忘れた。
3:18そこでわたしは言った、「わが栄えはうせ去り、
わたしが主に望むところのものもうせ去った」と。
3:19どうか、わが悩みと苦しみ、
にがよもぎと胆汁とを心に留めてください。
3:20わが魂は絶えずこれを思って、
わがうちにうなだれる。
3:21しかし、わたしはこの事を心に思い起す。
それゆえ、わたしは望みをいだく。
3:22主のいつくしみは絶えることがなく、
そのあわれみは尽きることがない。
3:23これは朝ごとに新しく、
あなたの真実は大きい。
3:24わが魂は言う、「主はわたしの受くべき分である、
それゆえ、わたしは彼を待ち望む」と。
3:25主はおのれを待ち望む者と、
おのれを尋ね求める者にむかって恵みふかい。
3:26主の救を静かに待ち望むことは、良いことである。


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