箴言26:1-12

箴言

第26章

26:1誉が愚かな者にふさわしくないのは、
夏に雪が降り、刈入れの時に雨が降るようなものだ。
26:2いわれのないのろいは、飛びまわるすずめや、
飛びかけるつばめのようなもので、止まらない。
26:3馬のためにはむちがあり、
ろばのためにはくつわがあり、
愚かな者の背のためにはつえがある。
26:4愚かな者にその愚かさにしたがって答をするな、
自分も彼と同じようにならないためだ。
26:5愚かな者にその愚かさにしたがって答をせよ、
彼が自分の目に自らを知恵ある者と見ないためだ。
26:6愚かな者に託して事を言い送る者は、
自分の足を切り去り、身に害をうける。
26:7あしなえの足は用がない、
愚かな者の口には箴言もそれにひとしい。
26:8誉を愚かな者に与えるのは、
石を石投げにつなぐようだ。
26:9愚かな者の口に箴言があるのは、
酔った者が、とげのあるつえを手で振り上げるようだ。
26:10通りがかりの愚か者や、酔った者を雇う者は、
すべての人を傷つける射手のようだ。
26:11犬が帰って来てその吐いた物を食べるように、
愚かな者はその愚かさをくり返す。
26:12自分の目に自らを知恵ある者とする人を、
あなたは見るか、
彼よりもかえって愚かな人に望みがある。


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