箴言27:5-17

箴言

第27章

27:5あからさまに戒めるのは、
ひそかに愛するのにまさる。
27:6愛する者が傷つけるのは、まことからであり、
あだの口づけするのは偽りからである。
27:7飽いている者は蜂蜜をも踏みつける、
しかし飢えた者には苦い物でさえ、みな甘い。
27:8その家を離れてさまよう人は、
巣を離れてさまよう鳥のようだ。
27:9油と香とは人の心を喜ばせる、
しかし魂は悩みによって裂かれる。
27:10あなたの友、あなたの父の友を捨てるな、
あなたが悩みにあう日には兄弟の家に行くな、
近い隣り人は遠くにいる兄弟にまさる。
27:11わが子よ、知恵を得て、わたしの心を喜ばせよ、
そうすればわたしをそしる者に答えることができる。
27:12賢い者は災を見て自ら避け、
思慮のない者は進んでいって、罰をうける。
27:13人のために保証する者からは、まずその着物をとれ、
他人のために保証をする者をば抵当に取れ。
27:14朝はやく起きて大声にその隣り人を祝すれば、
かえってのろいと見なされよう。
27:15雨の降る日に雨漏りの絶えないのと、
争い好きな女とは同じだ。
27:16この女を制するのは風を制するのとおなじく、
右の手に油をつかむのとおなじだ。
27:17鉄は鉄をとぐ、
そのように人はその友の顔をとぐ。


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