詩篇59:6-16

詩篇

第59篇

59:6彼らは夕ごとに帰ってきて、
犬のようにほえて町をあさりまわる。
59:7見よ、彼らはその口をもってほえ叫び、
そのくちびるをもってうなり、
「だれが聞くものか」と言う。
59:8しかし、主よ、あなたは彼らを笑い、
もろもろの国民をあざけり笑われる。
59:9わが力よ、わたしはあなたにむかってほめ歌います。
神よ、あなたはわたしの高きやぐらです。
59:10わが神はそのいつくしみをもって
わたしを迎えられる。
わが神はわたしに敵の敗北を見させられる。
59:11どうぞ、わが民の忘れることのないために、
彼らを殺さないでください。
主、われらの盾よ、み力をもって彼らをよろめかせ、
彼らを倒れさせないでください。
59:12彼らの口の罪、そのくちびるの言葉のために
彼らをその高ぶりに捕われさせてください。
彼らが語るのろいと偽りのために
59:13憤りをもって彼らを滅ぼし、
もはやながらえることのないまでに、
彼らを滅ぼしてください。
そうすれば地のはてまで、
人々は神がヤコブを治められることを
知るに至るでしょう。〔セラ
59:14彼らは夕ごとに帰ってきて、
犬のようにほえて町をあさりまわる。
59:15彼らは食い物のためにあるきまわり、
飽くことを得なければ怒りうなる。
59:16しかし、わたしはあなたのみ力をうたい、
朝には声をあげてみいつくしみを歌います。
あなたはわたしの悩みの日にわが高きやぐらとなり、
わたしの避け所となられたからです。


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