詩篇77:1-15

詩篇

第77篇

77:1わたしは神にむかい声をあげて叫ぶ。
わたしが神にむかって声をあげれば、
神はわたしに聞かれる。
77:2わたしは悩みの日に主をたずね求め、
夜はわが手を伸べてたゆむことなく、
わが魂は慰められるのを拒む。
77:3わたしは神を思うとき、嘆き悲しみ、
深く思うとき、わが魂は衰える。〔セラ
77:4あなたはわたしのまぶたをささえて閉じさせず、
わたしは物言うこともできないほどに悩む。
77:5わたしは昔の日を思い、
いにしえの年を思う。
77:6わたしは夜、わが心と親しく語り、
深く思うてわが魂を探り、言う、
77:7「主はとこしえにわれらを捨てられるであろうか。
ふたたび、めぐみを施されないであろうか。
77:8そのいつくしみはとこしえに絶え、
その約束は世々ながくすたれるであろうか。
77:9神は恵みを施すことを忘れ、怒りをもって
そのあわれみを閉じられたであろうか」と。〔セラ
77:10その時わたしは言う、「わたしの悲しみは
いと高き者の右の手が変ったことである」と。
77:11わたしは主のみわざを思い起す。
わたしは、いにしえからの
あなたのくすしきみわざを思いいだす。
77:12わたしは、あなたのすべてのみわざを思い、
あなたの力あるみわざを深く思う。
77:13神よ、あなたの道は聖である。
われらの神のように大いなる神はだれか。
77:14あなたは、くすしきみわざを行われる神である。
あなたは、もろもろの民の間に、その大能をあらわし、
77:15その腕をもっておのれの民をあがない、
ヤコブとヨセフの子らをあがなわれた。〔セラ


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