詩篇139:1-18

詩篇

第139篇

139:1主よ、あなたはわたしを探り、
わたしを知りつくされました。
139:2あなたはわがすわるをも、立つをも知り、
遠くからわが思いをわきまえられます。
139:3あなたはわが歩むをも、伏すをも探り出し、
わがもろもろの道をことごとく知っておられます。
139:4わたしの舌に一言もないのに、
主よ、あなたはことごとくそれを知られます。
139:5あなたは後から、前からわたしを囲み、
わたしの上にみ手をおかれます。
139:6このような知識はあまりに不思議で、
わたしには思いも及びません。
これは高くて達することはできません。
139:7わたしはどこへ行って、
あなたのみたまを離れましょうか。
わたしはどこへ行って、
あなたのみ前をのがれましょうか。
139:8わたしが天にのぼっても、あなたはそこにおられます。
わたしが陰府に床を設けても、
あなたはそこにおられます。
139:9わたしがあけぼのの翼をかって海のはてに住んでも、
139:10あなたのみ手はその所でわたしを導き、
あなたの右のみ手はわたしをささえられます。
139:11「やみはわたしをおおい、
わたしを囲む光は夜となれ」とわたしが言っても、
139:12あなたには、やみも暗くはなく、
夜も昼のように輝きます。
あなたには、やみも光も異なることはありません。
139:13あなたはわが内臓をつくり、
わが母の胎内でわたしを組み立てられました。
139:14わたしはあなたをほめたたえます。
あなたは恐るべく、くすしき方だからです。
あなたのみわざはくすしく、
あなたは最もよくわたしを知っておられます。
139:15わたしが隠れた所で造られ、
地の深い所でつづり合されたとき、
わたしの骨はあなたに隠れることがなかった。
139:16あなたの目は、
まだできあがらないわたしのからだを見られた。
わたしのためにつくられたわがよわいの日の
まだ一日もなかったとき、
その日はことごとくあなたの書にしるされた。
139:17神よ、あなたのもろもろのみ思いは、
なんとわたしに尊いことでしょう。
その全体はなんと広大なことでしょう。
139:18わたしがこれを数えようとすれば、
その数は砂よりも多い。
わたしが目ざめるとき、
わたしはなおあなたと共にいます。


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